B級妖怪日記

実写ドラマ「幽遊白書」に関したあれこれ。

Netflix実写版「幽遊白書」の第二シーズン予想

 こんにちは。

 Netflixの実写版「幽遊白書」がとにかく面白かったので、調子に乗って、第二シーズンのストーリーや設定などの予想をしてみます。

 しばしお付き合いを。

 

 さて、「幽遊白書」第二シーズンの基本的な設定として、原作の、第一シーズンでは実写化されなかった部分をベースにすると予想されます。

 いわゆる「魔界の扉編」と「魔界編」ですね。

 第一シーズンで「霊界探偵編」と「暗黒武術会編」をまとめたように、第二シーズンでは「魔界の扉編」と「魔界編」をまとめると予想します。

 

 また、第二シーズンでは、第一シーズンで取りこぼした原作のキャラクターなどを起用することも予想しています。

 具体的には、「暗黒武術会編」で対戦相手だった「魔性使いチーム」と「裏御伽チーム」の面々ですね。

 彼らのうち、原作の「魔界編」で再登場した、鈴駒、鈴木、酎、死々若丸、凍矢、陣の六人が、どこかの陣営に使われている魔界忍者などの間諜的な立場として起用されるのではないかと想像します。

 

 前回のブログ記事でも記載しましたが、左京が利用しようとした、皿屋敷市のシンクホール底の、次元に穴を開けるための装置は、稼働を停止しただけで、破壊された様子はありません。

Netflix実写版「幽遊白書」の第二シーズンへの希望 - B級妖怪日記

 恐らく、「幽遊白書」第二シーズンでは、この施設を、「魔界の扉編」ラスボスの、仙水忍が再稼働させようと目論む事件が起きるのではないでしょうか?

 彼の背後に、次元の穴を使って行き来できる弱い妖怪や、何らかの形で人間界と魔界を行き来できる手段を手に入れた妖怪が存在するとか、更にその黒幕は三竦みのうち誰かだった……などということになれば、実写版としての物語は繋がりそうです。

 

 さて、三竦みまで話が繋がれば、当然浦飯幽助の先祖が、闘神雷禅であるという設定にも触れない訳にはいかなくなります。

 雷禅が、かつて恋した食脱医師の生まれ変わりを探していたらしいことは原作でほのめかされていましたので、雷禅のエージェント的な立場の妖怪が、人間界、それも幽助の近くに存在している、などという設定も考えられるなというところです。

 それが魔界忍者たちのうち誰かだった……というのも面白いかも知れません。

 

 それら諸々の要素をまとめるメインのストーリーラインとして予想されるのは、

「人間を憎む人間である、元霊界探偵・仙水忍の怨念を利用して、人間界征服を目論む、魔界の三竦みのうち一人、黄泉が手を回す。仙水は黄泉に促されるまま、皿屋敷市のシンクホール底の施設を再稼働させようと目論む」

 といったところではないでしょうか?

 このストーリーラインに絡めて、仙水配下の能力者たちや、黄泉と対立する他の三竦みの思惑が蠢くことになるのではないでしょうか?

 幽助が雷禅の子孫だということが早々にばれて、雷禅側のエージェントの接触があったり、黄泉サイドや軀サイドが幽助を誘拐しようとする……なども十分考えられます。

 

 これらはあくまで、私の個人的な予想ですが、「魔界の扉編」と「魔界編」をまとめるというのは、かなり可能性として高いのではないかと予想しています。

 また、第一シーズンでは全五話だった実写版「幽遊白書」ですが、第二シーズンでは、是非とも八話~十話くらいにまで拡大してくれたらと期待しています。

 

 以上、こうしたところを期待したいですが、実写版「幽遊白書」第二シーズンは実現なるか、そわそわして発表を待っている状態です(´∀`*)ウフフ

Netflix実写版「幽遊白書」の第二シーズンへの希望

 こんにちは。

 とにかく、Netflix実写版「幽遊白書」が面白い一週間でした。

 Netflix発表によれば、12/11~12/17の一週間の視聴データ(『幽遊白書』は12/14~配信)では、日本国内でも、非英語圏でも、いずれも総合視聴時間一位を獲得しているそうです。

www.cinematoday.jp

 日本発のドラマとしては新記録であるのはもちろん、この人気なら、まず間違いなく第二シーズンも制作されるであろうと予想され、以前からの「幽遊白書」ファンとしては今後も更に楽しみが増すことに感涙を禁じ得ません。

 

 さて、実写版「幽遊白書」を視聴していると、「これは第二シーズンへの布石なのではないか?」と思われる要素があちこちに散見され、思わず真面目に妄想してしまうところもあります。

 そこで、今回の記事では、「『幽遊白書』の第二シーズンへの布石と思われる要素、並びにある程度の予想」ということでお送りしてみます。

 

 さて、「『幽遊白書』第二シーズンへの布石」の要素を箇条書きで抜き出してみます。

 

1)皿屋敷市のシンクホール底の施設は、稼働をやめただけで破壊された描写はない。

2)飛影が持ち去った「降魔の剣」(原作と違い『使用者の望む能力を身に着けさせることが可能』という設定)を、蔵馬に譲った。

3)幻海師範が、原作と違って、生き返る描写がなく、恐らく亡くなったまま。

4)戸愚呂兄が首だけになって、首縊島の海岸に打ち上げられている描写あり。

 

 以上が、個人的に「第二シーズンへ繋がる要素なのではないか?」と推測した内容です。

 順に解説していきます。

 

 1の、皿屋敷市のシンクホール底の施設。

 これは左京が作り上げたものですが、確かに左京本人は、銃で自分の頭を撃ち抜いた描写(銃声と暗転で表現)があります。

 しかし、施設そのものは、稼働をやめた描写(エネルギー放出がなくなり、ワームホールが閉じて、魔回虫が閉じたワームホールに吸い込まれて、恐らく魔界に戻された様子)がありますが、破壊された様子までは描写されません。

 すると、この無傷の施設を、再度稼働させようとすればできてしまうことになります。

 莫大な資金が必要とされるようですが、逆を言えば、その莫大な資金を用意できれば、再稼働させられることになります。

 左京以外の誰かが、その条件をクリアしないという保証はどこにもありませんね。

 

 2の、「降魔の剣」。

 この「危険物」と表現されている剣は、原作の「人間を妖怪化する」という能力から「使用者の望む能力を、斬りつけた対象に与える」という能力に変更されています。

 飛影は蔵馬に譲りましたが、蔵馬は、幽助に使ってやるつもりだったようです。

 戸愚呂弟戦には間に合いませんでしたが、今後、蔵馬が幽助に使う可能性はかなり高いです。

 というのも、第二シーズンとなれば、戸愚呂兄弟や戸愚呂チーム以上の強敵が設定されるはずであり、彼らと対抗するために、幽助に新たな能力が与えられる可能性はかなり高いのです。

 3の条件とも一部重なりますが、幽助の師匠である幻海師範の蘇生がなくなってしまい、幽助をよりパワーアップさせるべく修業してくれる誰かがいなくなってしまいました。

 そうすると、幽助を短期間にパワーアップさせるには、「降魔の剣」で新たな能力を付与するしかなくなるかも知れません。

 また、蔵馬が幽助以外の人物にそれを行う可能性だって残されています。

 

 3の、幻海師範が蘇生しないという事実。

 さて、これはなにげに大きな変更です。

 原作では戸愚呂弟と戦うのは、暗黒武術会決勝でのことであり、優勝した浦飯チームへの賞品として、「幻海師範の蘇生」が用意されるという展開でした。

 しかし、実写版では戸愚呂弟との決戦は、左京個人の邸宅内に設置されているコロシアムでの出来事であり、「大会優勝の賞品」なるものは存在していません。

 幻海師範が死去したままということは、色々原作とは条件が違ってきます。

 まず、「暗黒武術会編」後の「魔界の扉編」における、幻海師範が関わった要素、能力者三人に幽助を襲撃させる、「ドクター」神谷実を蘇生させる、「ゲームマスター」天沼月人相手に一勝を挙げる、などといったことがなくなります。

 また、「魔界編」の冒頭の、佐藤黒呼を紹介する下りもなくなるはずなので、幽助が雷禅の使いに声を掛けられるというのも、かなり違ったシチュエイションにならざるを得ないはずです。

 そう考えると、実写版「幽遊白書」で消化された「暗黒武術会編」以降の物語、「魔界の扉編」「魔界編」が、第二シーズンがあるとしてもかなり変わった構成になるはずです。

 そもそも、幽助の恩人であるはずの幻海師範がこれで退場というのも、個人的には寂しく感じるので、何かオリジナル展開での蘇生も期待したいところです。

 

 4の、戸愚呂兄が首だけになって、首縊島の海岸に打ち上げられている状況。

 これは、「幽遊白書」の原作の、「魔界の扉編」まで読んだことがあるのなら、記憶にある衝撃的な画面が思い浮かぶと思います。

 戸愚呂兄の首だけが、水槽に入れられていて、仙水に話しかけているあのシーンが、容易に再現可能な状況が整っているということですね。

 また、幽助が霊体の状態で霊界に出向いた時に、コエンマが「霊界探偵の前任者」の話をちらりとしているので、「魔界の扉編」ラスボス仙水忍については、第一シーズンの時点である程度実写版の設定ができていたのではないかと推測します。

 こうしたことから、恐らく第二シーズンでは、「魔界の扉編」の要素を取り入れた物語が展開するのではないかと推測されるのですが、そうすると、続く「魔界編」はどうなるのかといった疑問も浮かびます。

 実写版オリジナル設定である、皿屋敷市のシンクホールが「魔界への扉」だとするなら、魔界編も意外と強引に引っ張って来られるように推測しますが、それに関する情報は現時点では聞こえてこないので、素人の推測の域を出ません。

 

 以上、Netflix実写版「幽遊白書」の第一シーズンに見られる、第二シーズンへの布石と思われる要素のまとめでした。

 

 個人的には、第一シーズンで「霊界探偵編」と「暗黒武術会編」をまとめたように、第二シーズンで「魔界の扉編」と「魔界編」をまとめるのではないかと推測しています。

 これが当たるかどうかは、実際に第二シーズン制作が決定されて、情報がある程度開示されるまでは、おあずけといったところです。

実写版「幽遊白書」第五話(最終話)感想

 いや、面白かった!!

 実写版「幽遊白書」全話完走しました!!

 

 とうとう戸愚呂弟戦でしたね。

 今まで肝心の筋肉操作をチラ見せしかしていなかった戸愚呂弟ですが、最終回にして全開になりましたね。

 

 綾野剛さんの演じられる戸愚呂弟は、サングラスで目元を隠しているし、あまり口元の表情の変化も少なく、感情の読みにくいキャラですね。

 そして、そのあまりの演技力から演技力お化け呼ばわりされることの多い綾野剛さんは、戸愚呂弟を演じるに当たり、その声を低く、そしてあまり抑揚のない、石のような硬質でひんやりした感じの響きにされました。

 その声音の底には、底なしの穴を覗き込むような絶望が横たわっており、すでに何かを希望する、望むことを全てやめてしまった人物を、その悲しみが生々しく伝わるくらいに演じておられます。

 

 戸愚呂弟があんな絶望しきった性格となったきっかけの、潰煉の襲撃事件では、戸愚呂弟の目の前で弟子たちは食い殺されており、戸愚呂弟がかなり精神的に異常をきたしていたことも暗示されています。

 

 正直、原作では「何で戸愚呂弟は幻海師範をわざわざ殺害する必要があったのか?(ほっておいても、自分と考えの違う幻海師範は間もなく寿命で亡くなるはず)」と疑問でした。

 しかし、こちらの実写版のより悲惨な事件では、戸愚呂弟にかなり狂った部分があるということが暗示され、それでその異様な行動の説明がついています。

 

 それにしても、戸愚呂弟の筋肉操作、100%となるとおぞましい化け物感が出ます。

 原作の、ある種メカっぽい造形ではなく、完全に生々しい感じの筋肉の化け物という方向に造形されており、嫌悪感は原作よりかなり強く感じました。

 戸愚呂弟は、幽助ばかりかメインメンバー四人をいっぺんに相手取っても余裕であり、原作以上の圧倒的強さを誇示しています。

 

 また、インタビューで綾野剛さんが仰っていたように、戸愚呂弟は、サングラスを吹っ飛ばされた後の目が、どこか悲し気な人間的な目をしており、それがクリーチャー感のある100%の姿と対照的で、何だか余計におぞましくも哀しい存在として目に映りますね。

 

 戦いの舞台が、暗黒武術会のコロシアムではなく、BBCの賭け専用の闘技場であり、幽助の戦い方も、破損して刃物状になった壁の金属パーツを利用するなど、なかなか面白いことになっていました。

 

 幽助は、幻海師範から受け継いだ霊光玉由来の膨大な霊力を駆使した霊丸で戦いますが、拳に霊気を集めて直接当てる、「ショットガン(霊光弾)」的な技も使いますね。

 ショットガンは名前の通り散弾銃のように霊気を散らして多数を倒すこともできる技ですが、幽助は今回そういう使い方はしませんでしたね。

 第二シーズンのお楽しみでしょうか?

 

 戸愚呂弟の、今やネットミームになっているような名言の数々が、綾野剛さんのバスボイスで再現され、これは大興奮でしたね。

 この声質だけとっても、綾野剛さん起用は大正解だったとしか言えませんね。

 

 綾野剛さんが直前イベントでも仰っていた、顔だけ固定し、全身をボディスキャンしたデータを元にCGで補正するという使い方をした手法で、ここまで迫力のある画像が作られたのですね。

 技術の進化には感動しますし、何回も繰り返される撮影に果敢に挑んで完璧な作品を仕上げられた俳優さん各位、多くのスタッフさん各位、そして月川翔監督の信念の確かさに、感謝の念が湧き上がって来ます。

 

 綾野剛さん演じられる戸愚呂弟だけでなく、滝藤賢一さん演じられる戸愚呂兄も、今回は本当に見事でした。

 とにかく素晴らしい気持ちの悪さ(誉め言葉)。

 下劣でサディスティック、弟以上に妖怪になりきっており、それを心から楽しんでいる風が実に小気味良い悪党ぶりなんですよね。

 あの天井を高速で走るところ、実に良かった。

 桑原君を翻弄するあたりも、硬派でまっとうな彼と好対照が際立っていて、実に印象深いですね。

 

 あの魔獣に追いかけられる桑原君、螢子ちゃん、雪菜ちゃんは、実にジュラシックパーク的と申しますか。

 意外とハリウッドぽい演出、幽遊白書と相性が良かったりするなと。

 

 あの名シーン、戸愚呂弟と幻海師範の冥獄界行きの道での別れは泣きました。

 戸愚呂弟の行く道が、幻海師範と言葉を交わした後に崩壊して、二人を隔てる演出が……!!

 幽遊白書、色々素晴らしいところが多々あり過ぎるんですが、こういう情景の美しさも一切手抜きなしで、全力で視聴者のハートに霊丸を撃ち込んでくるんですよね。

 凄すぎました……我が青春の幽遊白書をこれほどの超絶レベル実写にしてくださった、全ての関係者にありがとうと申し上げたい。

 そしてNetflixさん、今後も付いていきますよ……!!!

 

 そういえば、原作では幻海師範って、暗黒武術会の優勝賞品の「何でも願いを叶えてくれる権利」で生き返った訳ですが、こちらの実写版は暗黒武術会でないので、幻海師範は生き返らないのですかね……ええ……。

 それと、戸愚呂兄が首だけになって首縊島の海岸に打ち上げられているの、これは第二シーズンの布石でしょうか?

 更に言うなら、左京が作っていたあの施設、稼働を止めたのでしょうけど、破壊された訳ではなさそうなので、どうするんでしょうねえ。

 それと気になっていたのが、戸愚呂兄弟は「魔界の力を借りて妖怪になった」とのことだったのですが、暗黒武術会の賞品でなかったのなら、「何者が何故、戸愚呂兄弟を妖怪化したのか?」という巨大な疑問が残ってしまう……不穏です。

 

 こnちらの実写版「幽遊白書」、第二シーズンも制作されると確信していますが、実際どんな話になるのか。

 原作で言うなら、仙水編とか魔界編が残っていますが、色々設定が違っている実写版ではどうなるのでしょうか?

 もっと大胆にオリジナル色も出していただきたいなあなんて(´∀`*)ウフフ

実写版「幽遊白書」第四話感想

 いよいよ首縊島での決戦パートに入って、盛り上がってきました幽遊白書実写版。

 見たかった、これが見たかったよ!! というものが拝見できて大満足でした。

 

 今回は、囚われた雪菜ちゃんと誘拐された螢子ちゃんを取り戻すべく、幽助、桑原君、蔵馬、飛影の四人が、首縊島に渡るというお話でした。

 首縊島で行われるのは、暗黒武術会ではなく、BBC? の賭けなんですね。

 しかし、左京さんって何者だ。

 異様に運がいい人っていうよりは、何かしら妙な力を持った妖怪でしたっていう方が納得感があるくらい。

「絶対賭けに勝ってしまう」っていうの、人間にしてはおかしいよね?

 

 鴉vs.蔵馬、武威vs.飛影が行われましたね。

 

 鴉vs.蔵馬の、あの爆炎が花開く戦いは見ごたえありましたね。

 その前に例の迷セリフ「トリートメントはしているか?」がカマされ、実に期待を裏切らないなとw

 鴉の爆弾は、蔵馬からも視聴者からも見えないんですが、それを表現するのに、球状にぐにゃっと空間が歪んでいる感じのCGが使われ、怖さがしっかり感じられました。

 鴉の爆弾が炸裂する様子が実に派手で、それに対抗する蔵馬の薔薇棘鞭刃やら風華円舞陣、それに演じられる志尊淳さんのアクロバット的な体捌きも加わって素晴らしく華やかでしたね。

 鴉が支配者級……という情報が語られなかったんですが、皿屋敷市の魔界の穴の奥底にはS級妖怪とかが蠢いているだろうし、ここで支配者級なんて言えないのは納得。

 むしろ第二シーズンへの布石の一つとして、期待が高まりました。

 きっちり妖狐に変身する蔵馬。

 時間制限ありだけど、魔界のオジギソウで鴉をさくっと圧倒する様子が、実にA級妖怪だなというのが。

 そういえば、実写版の世界では、妖怪の力の区分である「S級A級B級C級D級」はどうなっているんでしょうねえ。

 鴉を葬るやり方が、呂屠を始末するやり方だったんですけど、ここは確かにシマネキ草で葬った方が視覚的にも面白かったですね。

 鴉にやると耽美で良き。

 あのカメラワーク好きですね。

 

 そして、いよいよ出た、邪王炎殺黒龍波、飛影vs.武威。

 蔵馬の舞台と違って、薄暗く、全部がモノトーンに近い世界になっていて、その微妙な黒と青ざめた灰色と白のグラデーションなどが劇的な効果でしたね。

 武威の圧倒的なパワーに、飛影が圧される前半は面白かったですね。

 飛影のスピード&剣の切れ味か、武威のパワーと斧の圧力か。

 モノトーンの世界に斧と剣のぶつかった火花が散るところ、美しかったですね。

 武威と飛影のぶつかり合いの見せ方、厚みがあって実に見ごたえがありました。

 バトルオーラを纏った武威の戦い方も説得力があるもの。

 通当てみたいな戦い方、面白かったですね。

 飛影が吹っ飛んで足場が大破するところは凄かった。

 あのシーン、予告ではどういうシーンなのか全くわからず、何が起こってるのかなって思ってたんですが、あれは素晴らしい。

 そして、とうとう出た、邪王炎殺黒龍波。

 この技をどう表現するかが、すっごい心配だったんですが、黒い炎の表現が素晴らしい。

 しっかり邪王炎殺黒龍波だったし、飛影の右腕が焼け焦げる表現も納得感のあるもの。

 黒龍のあの空間で黒く燃える表現、この上なく美しく恐ろしい。

 武威がぶんまわされて叩きつけられる表現も秀逸。

 面白かったです!!

 

 そして、螢子ちゃん雪菜ちゃんの出会い。

 螢子ちゃんたちはどうなるのかな出番とか……と思っていたら、螢子ちゃんがさらわれて雪菜ちゃんと同じ場所に監禁されるということになったのですね。

 螢子ちゃんが自分のせいでまた誰かが亡くなるかもという恐れに竦んでいる雪菜ちゃんをひきずってでも連れて行くという強い言葉、素晴らしかった。

 彼女は、世間と自分の考えが食い違っても、自分の心を信じるという前回の言葉も、こういう無形の圧力に押しつぶされそうな人を、それは間違った考えだと鼓舞するのも、彼女自身の信念の確かさと、幽助の輝きから学んだことだったり。

 彼女の内面に説得力がある。

 幽助は螢子ちゃんに何を教えているのかwという話もあって、アグレッシブ螢子ちゃんに和んだり頼もしかったりしましたが、思いがけないジュラシックパークみたいな展開に目を奪われましたね。

 雪菜ちゃん、今後どうなるのかも含め、色々気になります。

 飛影の顔は知らないのね?

 

 そして桑原君、ギャグ担当として素晴らしい。

 雪菜さんとの出会いはどうなるのかと思ったら、こういうことね。

 でも和んでいられない、ジュラシックパーク的展開というか。

 予告編で見た時はヘレンちゃんかと思ったら、ちゃんと魔界の生き物だったでござる。

 あのヘレンちゃんに近い生き物のいなし方も素晴らしい。

 ハリウッド的な危機の切り抜け方、意外と幽遊白書と相性がいいですね。

 そして出ましたぞ、戸愚呂兄。

 最新のVFXで戸愚呂兄のキモい能力をぐにゅぐにゅ再現しているところ、そうだよこれが見たかったというやつですね。

 

 さて、最後は戸愚呂弟vs.浦飯幽助のはじまりですね。

 そして魔界の扉開いちゃってるんですけど、これ次のシーズンにどんな風に繋がるのか???

 楽しみしかないです!!!

実写版「幽遊白書」第三話感想

 こんにちは。

 実写版「幽遊白書」第三話の感想をお送りします。

 出ましたよ、幻海師範!!

 そして戸愚呂弟との因縁と……というお話。

 

 今回の見どころは色々盛沢山ではあるんですが、あの幽助が、飛影に手もなくあしらわれるのがまず第一ですかね。

 原作の、無念の幼児の怨霊、さやかちゃんに吹っ飛ばされた時以来の、幽助の落ち込みよう。

 喧嘩に初めて負けたんでしょうねえ。

 

 魔回虫騒動の原因を調査して、次第に左京に近付く幽助ですが、なにせ霊力を操るのがおぼつかない。

 そこで幻海師範に弟子入りし、霊力を操る訓練を行う……でしたが、何故か桑原くんもついてくる、と。

 

 幻海師範の弟子選抜試験がはしょられて幽助と桑原君の修業にまとめられた形ですが、これは良い改変でしたね。

 幽助くんと桑原くんのパワーアップの理由をすっきり描写しているし、修業の様子をつぶさに描くことで、説得力がありました。

 幻海師範の戦い方が、ちょっとコミカルさもありつつ霊力の凄まじさや老練さも感じさせ、とても良かったです。

 梶芽衣子さん流石でした。

 すたすた去っていく後ろ姿とか、完全に幻海師範でしたね……!!

 

 桑原君の霊剣獲得の、愚直なまでのまっすぐな修業方法も、これも原作の設定をすっきりさせた例だと思います。

 大変な目に遭う仲間たちの姿が思い出され、彼らを絶対守れる強さを手に入れたいという、桑原君の確固たるモチベーションを設定したことによる説得力。

 後から幽助も桑原君に引っ張られるように霊気を獲得する訳ですが、幽助の覚醒に、桑原君が必須だと言う設定にすることによって、桑原君が「おまけ」的な存在であることを払拭していますね。

 

 今回は飛影が誘拐犯と誤解されたりして、良くも悪くも彼の出番は多かったですが、最初に幽助を軽くひねったところから、幽助が幻海師範の元での修行を経て霊力をマスターした後で圧されるところも含め、飛影が幽助に興味を持つ理由や過程がはっきりしていますよね。

「一緒に行くぞ。妹助けるんだろ」なんて言われたら、大好きになっちゃうよねえ……。

 

 蔵馬は、流石に四人組の中で、妖狐から含めると人生経験一番豊富なだけあって、しっかり情報キャッチしたり、チャンスを掴んだりが巧みですね。

 幽助と飛影の戦いを止めるのに、彼らの間を薔薇棘鞭刃でバシッ!! とするのもかっこよかったです。

 

 そして今回は、幻海師範と戸愚呂弟の因縁めいたものも描写されていましたね。

 戸愚呂弟の、サングラスで表情わかりにくいのに、表情筋のごく微妙な動きで、内心を描き出すところ、流石演技モンスター綾野剛さんだと感服しましたね。

 確かにこういうのは綾野剛さんでないと難しい。

 サングラスで顔が隠れ、無口なのに内心が伝わって来る凄さ、確かに戸愚呂弟というキャラ一人とっても、「VFXと役者の演技の合体」という思想が表れていますね。

 今回は、獣型妖怪を筋肉操作30%くらいで倒すところくらいまでしか公開されませんでしたね。

 幻海師範の命を奪う、恐らく80%くらいは公開されなかったので、戸愚呂弟の不気味な強さが想像されて、実に期待させられましたね。

 

 そして、戸愚呂兄の、「劇場型の悪役(by綾野剛さん)」ぶりが見事でした。

 あの、ヘリポート待ち伏せて、雪菜ちゃんを逃がそうとした人をあっさり殺害するところ、妖怪ならではの不死身ぶり、更には飛影に形態模写で化けるという新技まで見せるところ、本当にエンタメ型妖怪ですね。

 性格的にイカレているのに、弟が望む舞台を整えてやろうとするなど、兄弟愛も感じるところが、余計に業が深く感じてしまうなど。

 

 左京さんの自宅が首縊島にあるっていうのがビックリな改変って言いますか、暗黒武術会じゃなくていきなり戸愚呂チームvs.浦飯チームになるんだなあと。

 島一つ買って自宅にしているの左京さんらしいと申せますし、例のBBCは左京さん主催だったんだと思うと、何かと感慨深いものが。

 しかし、首縊島で左京さんが戸愚呂弟もろとも吹っ飛んだら、あの皿屋敷市にある穴はどうなるのか……?

 気になってます。

実写版「幽遊白書」第二話感想

 さきほどの第一話に続いて、第二話の感想をお送りします。

 

 さて、今回は、剛鬼と蔵馬と飛影との、盗みだした宝を媒介にした物語ですね。

 原作ではよく知られたエピソード群ですが、蔵馬と母親のエピソードが見事に膨らませられただけではなく、剛鬼の強さは原作の十倍くらいになりましたね。

 そして、飛影が「降魔の剣」を盗んだ理由に、あの額の邪眼を絡ませたとは。

 あれ、時雨の手術でなく、降魔の剣で自分の額に刻んだのですね。

 そして、原作では「飛影の黒歴史」「小物感」と散々だったあの剣を盗んだエピソードが、雪菜ちゃんを探すためのものだと改変されて、一気に尊敬できるエピソードに。

 そうですよね、もし冨樫先生が最初から飛影を仲間にする予定だったら、こんな感じだった可能性も高いですよね。

 

 桑原くんの仲間たち、大やけどで入院した沢村くん、そこまででないにせよ、ギプスや松葉杖の彼ら。

 桑原君も、幽助と一緒に強くなっていく動機付けですかね。

 桑原君の霊剣はどうやって出せるようになるのかっていうのも、興味深い点ですね。

 また、最初は蔵馬はじめ妖怪に懐疑的だった桑原君が、蔵馬とお母さんの絆を見て、考えを改める様子は、原作をブラッシュアップし、緻密に再構成したのだなと、脚本の妙に嬉しくなります。

 幽助と仲良くなるのもそこでですね。

 いいなあ、青春です。

 

 そして、蔵馬。

 暗黒鏡が四角いのはなんでだろう、古風な鏡感が足りないのでは、と思ったのですが、これ、シルエットになった時の、餓鬼玉との差別化ですね。

 棒状、球形、そして四角い板状、という宝になるのですね。

 蔵馬自身は、強い思いのファンの皆様がおられることもあって、かなり実写化に批判があったように記憶していますが、志尊淳さんの蔵馬を拝見すると、いや、もうこの人は蔵馬でしょう。

 薔薇色の長髪と学ラン、そしてそのいで立ちでの立ち姿の美しさなど、蔵馬の中性的、夢幻的な雰囲気を十分再現、更に再解釈して膨らませているようにも思えます。

 蔵馬のアクロバット的な戦い方のために、髪型がシャギー入りの長髪になったのは、シルエットの美しさからして納得です。

 学ランがキラキラした刺繍入りの薔薇色なのは、漫画原作としての現実感とのバランスの取り方のお手本なんではないですかね。

 

 剛鬼と幽助の戦いは、あまりにもパワフルな剛鬼と、驚くばかりの身体能力の幽助の激突が、素晴らしい見ごたえのアクションでした。

 このアクションを構成した方は天才ではないかと思われる、廃車置き場での戦い。

 剛鬼の情け容赦ないパワーに、始終圧される幽助ですが、彼の見事な攻撃の捌き方が、素晴らしいアクションとなってわくわくさせてくれます。

 息もつかせぬとはまさにこのこと。

 実写版「幽遊白書」の美点を挙げるとしたら、上位に入るのは確実なアクションの素晴らしさ。

 大満足です。

 

 そして、飛影の、妹雪菜を探すためなら手段は選んでいないという、あの潔さ。

 前述の通り、降魔の剣を盗んだ理由は、自分に邪眼の能力を付与するためだったんですね。

 あの飛影のスピードを表現するために、車を走って追いかけるとか。

 剣技を表現するために、車真っ二つとか、とにかくかっこいいですよね、飛影。

 アクションを見ると、やはり、最初は批判があったあの髪型や衣装も、あれが大正解だったのではないかと確信できます。

 それから、何気にいいなと思ったのは、邪眼で見る時の表現方法。

 自分の氷泪石(何と、軀に奪われていない!!!)を媒介に、邪眼で同じような氷泪石を追跡させる、と。

 まるでドローンで撮影したような街や建物の風景が飛んでいく。

 面白いですね。

 実写化の楽しみは、まさにこういうところにありますよね。

 ちょっと気になるのが、今後、第二シーズン第三シーズンと続くとしたら、飛影と軀の縁はどんな風に描かれるのか。

 この監督脚本スタッフ各位のこと、きっと凄いものを用意してくださることを確信していますが。

 

 そして出ました、戸愚呂兄弟!!!!!!

 予告で見たあのシーンも、こうして本編で確認すると、感無量。

 とうとう出たぞラスボスが!!!

 綾野剛さんファンとしては悲鳴がでましたよほんと。

 滝藤賢一さんの戸愚呂兄、本当にちゃんとあの小さい兄だ……!!!

 

 そして、左京さん、原作以上に優雅な雰囲気。

 前回、テレビにまで出てたので、意外にも表に出るんだな……と、ちょっと微笑ましく。

 

 第三話も絶対視聴します!!!

遂に配信開始、実写版「幽遊白書」第一話感想

 こんばんは!!

 とうとう、実写版「幽遊白書」が配信開始されましたね!!

 まずは第一話の感想からまとめて行こうと思います!!

 

 まず、画面がリッチというか、説得力がありますよね。

 隅々まで作りこまれているのがよくわかる、何気ない画面のどこを見ても「嘘くささ」や「作り物感」がなく、ちゃんと「そういう世界」として成立している。

 でも、漫画原作特有のダイナミックな勢いを殺さない細心の工夫も随所に見られて、非常に満足度が高いものとなっております。

 

 何気ないシーンで言えば、雪村螢子ちゃんの自宅の雪村食堂をはじめ、ちょっとレトロな皿屋敷商店街のお店の数々。

 これ、確か話題になっていた、山口県下関市ですね。

 どこかの商店街の空き店舗などを元にセットを組んで、それで現実感のある「昔っぽい商店街」にしていたんですよね。

 あと、幽助と温子さんが住んでいる、市営住宅っぽい質素な家の外見も内装も、いかにもありそうな感じ。

 温子さんが左京さんの出演しているテレビ番組を眺めているのも良い工夫。

 

 それから、詳しい方に「全五話らしいよ」と聞かされていたのですが、それなのにまったく「はしょりました」感がない、原作前半をすっきりまとめてブラッシュアップした脚本は見事だと思います。

 事前に噂で、車が渋滞するとか暴走したトラックがあったとか聞いていたので、魔回虫に取り憑かれた人が、車を暴走させたとかありそうだと予想していたのですが、本当に魔回虫でしたね。

 またこの魔回虫気持ち悪いんですよねえ。

 原作の持つギーガー的なグロいデザインを生かした不気味な「妖怪」の造形ですね。

 

 魔回虫はじめ、妖怪たちの造形をきっちり創り上げて、更に合成感のない滑らかな画面構成を実現することによって、本当に妖怪たちの存在感が半端ない。

幽遊白書」世界の最大の脅威、「人間よりはるかに強大な生き物である妖怪が人間社会を脅かす」という設定を、実写で説得力のあるものとして構成することに成功していますね。

 人間の手には負えない超常的な生き物を話題のVFX技術を駆使して創り上げ、更には人間の役者の演技と掛け合わせ、そしてそれを緻密に描写することによって、完全に「幽遊白書」の世界を作り上げましたね。

 これはお見事だと申し上げるしかないですね。

 

 役者さんの演技がまた素晴らしい。

 主人公の幽助の不良らしい危ない感じ、いらだちと、時折見せる正義感。

 北村匠海さんの演技で、その幽助に説得力が与えられていました。

 とにかく、第一話は幽助のアクションが素晴らしい。

 全話素晴らしいはずですが、あの魔回虫に取り付かれて放火する破目になった大人しい男の子の凶暴化した姿とのバトルは、息を詰めましたね。

 あの攻撃、当たったら痛そうで、原作なら序盤の牧歌的な雰囲気などどこへやらのシビアで激烈なアクションに問答無用で引っ張り込まれましたね。

 とにかくスピード感とリズムが素晴らしい。

 漫画原作の実写化は、アクションがもっさりしていてイラッとする、という偏見を一瞬で蒸発させたすばらしさ。

 その一方で、螢子ちゃんや温子さんとの心を通わせる情緒的なシーンも、丁寧に描写されていて、幽助の人柄に信頼が増すんですよね。

 あの、御棺を覗きながら、螢子ちゃんと温子さんが涙するシーン、それを背後で見ている幽助の霊魂体、というシーンなんかが印象的でした。

 あと、朝方になって雪村食堂に生き返った幽助が帰って来るシーンですかね。

 

 桑原くんの根性アクションも良かったですね。

 彼、幽助たちとは違う高校の生徒なんですかね?

 制服違いますよね?

 幽助に殴られても殴られても根性で起き上がって来る桑原くんの「根性」描写、見事に桑原くんです。

 キャストの上杉柊平さんが発表された時、「桑原君にしてはイケメン過ぎるのでは」という意見が出たように記憶していますが、イケメンになろうが幽助と違う高校だろうが、桑原くんは桑原くんだという、上杉さんのキャラクター造形ですね。

 葬儀の時、大人しい男の子から香典まで巻き上げようとするチンピラ生徒から彼を守ってやるところも「漢一匹」の桑原君でした。

 その後で、幽助の霊前で「勝ちっぱなしでくたばりやがって!!」と叫び、仲間に抱えられて連れていかれるコミカルなところも桑原君。

 

 螢子ちゃんの造形も説得力があって素晴らしかったですね。

 白石聖さんの美しさのお陰で、螢子ちゃんの美少女設定が生き生きとしたものになったのはもちろん、学級委員的な真面目さ、でも、不良の幼馴染を気にしている、というところ、非常に螢子ちゃんでした。

 あのピーコックグリーンのセーラー服可愛いです!!

 螢子ちゃんって、よく「いそうだけど実際にはあんまりいないタイプの美少女」って言われていて、結構実写化に当たって難しいのではないかと思っていたのですが、白石聖さんのお陰で、問答無用に螢子ちゃんでしたね。

 原作を読んでいると、どういう流れかはわかるので、あの幽助宅の火事のシーンで、螢子ちゃんは無事生還するのだと知っているはずですが、あの火事の室内のシーンが迫真で怖くて、螢子ちゃん本当に勇気あるんだな……と視覚で説得された感じです。

 あの幽助が雪村食堂に姿を見せる夜明けのシーンのところなんかの、幽助との絡み好きですね。

 

 意外にも? 最も見た感じ原作と違っているのはぼたんちゃんですかね。

 何と言っても!!

 移動手段がオールじゃないんですもの。

 船なんですよね。

 霊界には念じれば移動できて、霊界での移動は船。

 確かにこの方が説得力あるっていうか、あのオールから万が一にも落ちたらどうなるのかと真面目に考えたことがある者からすれば、むしろ安心感のある改変ですね。

 霊界絡みは、ちゃんとアドバイザーの学者さんの意見を聞いて、「本当に霊界があったら」で構成したそうなので、これは真面目に考え抜いた末の改変なんですよね。

 あと、ぼたんちゃんという個人を拝見すると、古川琴音さんが演じられるだけあって、原作より色気を感じますよね。

 コケティッシュっていうか。

 髪型も、サイドにボリュームのあるポニーテールで、予告編では普通のロングヘアに見えたんですけど、活動的な着物のデザインと相まって可愛いなって思いました。

 

 コエンマですが、霊界でも子供形態じゃないんですね。

 あと、時短と効率化で、人間の一生を巻物にしてあって、それを極楽行か地獄行で分けるっていうの、面白かったですね。

 直前イベントでも古川さんに言われてましたが、コエンマを演じる町田啓太さんがおしゃぶりくわえながらあんなに滑らかに喋るの凄いですね。

 コエンマも、実写化決定した時に、どうするんだあれみたいな感じで騒がれてましたね。

 子供形態の子役と、大人形態の誰かしらかなりイケてる人でないと……と騒がれてましたけど、大人形態にまとめたのはいいアイディア。

 シビアで激しいアクションが多いので、子供を突っ込むと可哀想になってしまいますからね。

 コエンマ様は基本幽助を見守る立場なので、浄玻璃の鏡的なもので人間界の幽助を見ているんですが、霊気を操るのは初心者の幽助に、とんでもない仕事を任せようとする苦渋の決断も、幽助を信じて任せる感があって、良い上司です。

 

 あと、飛影と蔵馬、最後の方で出ましたね!!

 飛影のスピード感が素晴らしいっていうのと、蔵馬の、「これが話に聞いたリングハーネスのアクションかあ!!」というのは大満足でした!!

 

 第二回も楽しみです!!